在庫確認、仕様確認・・・事前確認がNGな理由&パングーに上手に依頼する方法

欲しい物は時間勝負

台湾のサイトで欲しかった商品を見つけた!在庫本当にあるのかな?状態は?細かい仕様は?附属品全部ついている?値引き交渉できる?・・・当然の要望ですが、色々要求すると結果的に他の人に先を越され、商品を入手できないことになります。パングーにどう依頼を出せば理想なのかお教えします。

事前の在庫確認は「他人に先に買われる」リスクを高める

「在庫があるかどうか確認してからパングーに入金したい」と思うのは当然です。しかしながら事前の在庫確認をすると台湾の販売者に購入を申し込むまでに以下のように多くの手順を踏むことになります。

  1. 依頼者:見積依頼
  2. パングー:見積送信
  3. 依頼者:在庫確認要求
  4. パングー:調査費用見積送信
  5. 依頼者:調査費用支払
  6. パングー:入金確認
  7. パングー:(台湾の販売者への)問い合わせ
  8. パングー:(台湾の販売者からの)回答待ち(すぐに返事が返ってくるとは限りません)
  9. パングー:(台湾の販売者からの)回答受領
  10. パングー:(依頼者への)回答
  11. 依頼者:購入申込・購入代行費用送金
  12. パングー:入金確認
  13. パングー:(台湾の販売者への)注文

こうやって事前確認に時間をかけると「他人に先に買われる」、「欲しい物が買えない」リスクが高まります。

また上記の8の「(台湾の販売者への)回答」もすぐに来る保証もありません。台湾の販売者の立場から考えると普通は在庫管理はECサイトの機能を使って自動的に行っています。わざわざ手動で回答していたら切りがありませんから当然と言えば当然です。

パングーにこう依頼しよう

「買う前の確認」をやめると、台湾の販売者への注文まで大幅に時間短縮が可能です。こうすると「他人に先に買われる」リスクも大幅に低くすることができます。

  1. 依頼者:見積依頼
  2. パングー:見積送信
  3. 依頼者:在庫確認要求
  4. パングー:調査費用見積送信
  5. 依頼者:調査費用支払
  6. パングー:入金確認
  7. パングー:(台湾の販売者への)問い合わせ
  8. パングー:(台湾の販売者からの)回答待ち(すぐに返事が返ってくるとは限りません)
  9. パングー:(台湾の販売者からの)回答受領
  10. パングー:(依頼者への)回答
  11. 依頼者:購入申込・購入代行費用送金
  12. パングー:入金確認
  13. パングー:(台湾の販売者への)注文

購入取消になることもあるが結論は不変

台湾のECサイトやオークションでは、在庫管理を余りしっかりしていない販売者もいます。あくまでも一部ですが、日本よりは注文しても在庫が無くて購入取消になる割合は高いように思います。

しかし多くの場合はウェブページでの記載通り在庫がありますし、もしある場合は先に注文したものが優先されるのですから、先ほどの結論はやはり変わりません。購入前の事前確認をできる限り止めた方が「先手必勝」となる可能性が高いのです。

上記を確認するため、何回か見積を出してからこっそり並行して在庫をチェックしたこともありますが、見積を出した直後は在庫があるケースが多いです。しかし希少品で依頼者からの入金が遅い場合、結果として他人に買われてしまうケースも多いのです。

万一、購入できなかった場合は返金

購入申込後に万一購入できなかった場合は商品代金だけでなく、購入代行手数料も含めて返金しています(振込手数料のみ差し引きます)。詳細は下のページをご確認ください。

実際は購入できなかった場合でも販売者とのやり取りなどでパングー側では時間や人件費はかかっています。しかし購入できなくても購入代行手数料を取っていたら、「購入できる可能性を上げるため、頑張って早く対応する」というインセンティブ(動機)が弱くなってしまうので、それは良くないとパングーでは考えています。

返金についてはこちらもご参照ください。

在庫依頼以外の確認はどうすれば良い?

在庫確認は事前確認を止めれば良いですが、他の確認事項はどうすれば良いでしょうか?例えば商品の仕様について確認してから買いたい場合は備考欄に「商品が〇〇であれば欲しい」などの条件を書くようにすると良いでしょう。

余りにも手間や時間がかかる確認事項であれば有料調査として別途料金がかかったり、事前調査にせざるを得ない場合もありますが、パングーでは出来る限り、「商品が〇〇であるか確認の上、購入」などの条件付きの見積をつくり、すぐに依頼できるような形で見積を作ることに努めています。

そうすることで依頼者とパングーでのやり取りを減らし、台湾の販売者との確認が終わり次第、条件が合えば商品発注することができます。もし条件が合わない場合は在庫が無かった場合は同じく、返金ということになります。

曖昧・理不尽な条件はNG

台湾は日本と違い、「客だから何でも無茶振りできる」というというわけではありません。どちらかというと対等の取引に近いです。客も尊重されるべきですが、売り手も尊重されるべき、この考えに同感できない場合は台湾もそうですが、正直海外から直接購入するのを避けた方が良いと思います。

例えば騙されるのが心配で、特に具体的な理由もないのに「商品の写真を違う角度から撮って送ってほしい」などの要求をするのは考え物です。「あなたを信用していません」と言っているのとほぼ変わりません。

台湾の販売者からすると手間暇がかかりますし、「そんなに信用できないなら買わなくて結構」となっても不思議ではありません。それにだますつもりなら商品を1個だけ用意していくらでも写真を送ってくるでしょう。そもそも写真を送らせることがトラブル防止につながるというわけでもないのです。

価格交渉は条件を明確に

価格交渉に関しては基本的にほとんどの販売者は価格交渉は受け入れていません。一部の販売者は価格相談に応じる旨、商品説明に記載していることもあります。

でも「安くなるか訊いて欲しい」では明確な条件になりえないのでNGです。「~元だったら買いたい」、「~割引きだったら買いたい」と明確であればOKですが、あといくら価格交渉OKの販売者でも目標価格が極端に安いのも考え物です。

また価格交渉している間に他の人が出品価格で注文した場合は、その商品を買えなくなってしまいます。商品入手を優先するのか、買えなくても価格を優先するのか良く考えた方が良いです。

上級テクニック、複数の販売ページURLを指定

同じ商品を複数の販売者や出品している場合に使えるテクニックですが、見積依頼フォームのURL欄には一番優先したい販売ページのURLを記載し、備考欄に2番目や3番目に優先したい販売ページのURLを記入します。

こうすれば最初のURLで購入できなかった場合は2番目や3番目の販売ページでの購入をパングーで試みますので購入できる可能性が高くなります。

Win-Win、協力するとみんな幸せに

また理想的な流れで進められると依頼者・パングー・台湾の販売者間のやり取り回数を減らすことができます。「やり取り」といっても実際は1回のやり取りでパングーの中では以下の様な細かい作業が発生します。これを削減できることで大いにコスト削減をし、依頼者にも還元できるわけです。

  • 依頼者から質問が来る
  • 台湾の販売者に質問する
  • 忘れないようにTODOリストに入れて管理
    (同時に複数案件のやり取りをしていますので、これは必須です)
  • 回答を待つ
  • 回答が来ない時や不明な点がある場合は再度問い合わせ
  • 回答が来る
  • 依頼者に回答

さらに1回の見積ですぐに申込いただくなど、双方のやり取りを減らすために考えていただける依頼者様には「感謝割引」として少ないですが最大200円の割引をすることにしています。

欲しいものを見つけたあなたをサポートします

パングーでは上に書いた考え方に納得していただけるような依頼者に対し、欲しいものを入手できるよう、頑張ってサポートしたいと考えています。こういったパングーの中の人の思いや考えをご理解いただけると大変うれしいです。よろしくお願いいたします。