台湾→日本発送時の梱包(まとめ梱包)

梱包

国際郵便は台湾国内と比べると荷物の取扱いが荒い傾向があります。よってパングーの台北オフィスに届いた商品は厳重に梱包しなおして日本に発送しています。また複数の販売者から購入したなどの理由で別々に届いた荷物はできる限り1つにまとめて発送しています。

なぜ厳重な梱包が必要?

台湾→日本間に限る話ではないですが、国際郵便や国際宅配便ではこんなことがあり得ます。

  • 荷物を投げる
  • 荷物の上に他の荷物を載せる(特に船便は制限の30kg近い重量物が多いため要注意)
  • 平たいものを折り曲げる(故意に手で折り曲げられるわけではなく、一緒にした荷物に押されて結果的に折り曲げられるような圧力がかかる)

よってある程度頑丈な箱(基本的に段ボール箱)を用意し、緩衝材をきっちり詰める必要があります。また小型のものや平たい物はクッション封筒を使う場合は、さらに段ボール紙などを入れて簡単に折れ曲がらないようにしています。

ここまでやっても、壊れるときは壊れますが、梱包を厳重にしていないと運送業者から補償や賠償を拒否される可能性も高くなりますので、出来る限り厳重な梱包を心がけています。

梱包道具

パングーでは梱包に以下の様な材料・道具を使っています。

気泡緩衝材・クッション封筒・電子はかり
気泡緩衝材・クッション封筒・電子はかり
段ボール箱
一番外側の梱包材料として使っています。購入代行では様々なサイズ・形状の内容物があるため、様々なサイズの段ボール箱を用意しなくてはいけないことと、リサイクル、コストの観点から、回収品と新品を両方使っています。
チャック付きポリ袋(材質:ポリエチレン)
内容物に湿気や埃が付かないよう、内容物同士がこすれたりして擦り傷などが付かないよう、さらに梱包時にセロハンテープを内容物につけないよう、内容物はチャック付きポリ袋に入れています。内容物の大きさに合わせて複数サイズのチャック付きポリ袋を用意しています。
内容物が大きい場合はチャックが無い大型ポリ袋を使ったり、どうしてもポリ袋に入らない場合は已む得ず省略する場合もあります。
気泡緩衝材(プチプチ、材質:ポリエチレン)
軽い・衝撃に強い・湿気に強い・商品に合わせて切断してサイズを柔軟に調整できる・・・などの理由で個々の内容物を包むのに使用しています。内容物が硬い場合、複数の内容物が箱の中でぶつかって破損するのを防止するなどの目的で使用しています。
クッション封筒
内側に気泡緩衝材が貼り付けられた封筒です。小さな内容物を入れるのに使ったりします。また小さくかつ圧迫されても問題ない内容物はこれに入れて発送することもあります。
新聞紙
主に運送中に内容物がみだりに移動しないよう、箱と内容物、内容物と内容物の間の隙間を埋めるため、新聞紙を丸めて入れています。
「検定付き」電子はかり
梱包後の重量計測は送料計算に重要です。誤差無く、正確に測定できるよう台湾政府の検査に合格した「検定付き」電子はかりを使用しております

リクエストは具体的に

梱包に関してのリクエストはできる限り行いますが、「梱包は丁寧にしてください」など主観的で曖昧な表現では意味がありません。具体的にどう梱包するのか、梱包方法や条件を提示していただく必要があります。

可能な限り梱包は軽く・小さくするようにしています

運送費を安くするために「梱包重量を軽くして欲しい」、「梱包サイズを小さくして欲しい」という要望が来ますが、日本への送料は実費でいただきますし、正直敢えて重くする理由はパングーにはありません。例えば以下のことは当然行っています。

  • 緩衝材に軽い気泡緩衝材(プチプチ)を使用
  • 内容物にできるだけ合わせた段ボール箱を使用する
  • 段ボール箱をカットして高さを低くし、サイズを小さくする

上記よりもさらに軽く・小さくするには以下のような作業が必要になります。

  • 緩衝材を抜く
  • 強度が下がるのを確保して既存の箱をバラバラにして組み立てなおし、高さだけでなく、縦・横も出来る限り小さくする
  • もしくは内容物に合った段ボールを買ってくる・オーダメイドする
  • 商品の化粧箱に伝票をそのまま貼り付ける
  • 重量を調整するために何度も試行錯誤を繰り返す

「内容物がダメージを受けようが、補償を運送業者に拒否されようが構わないので、とにかく梱包を軽く・小さくして欲しい」ということであれば良いかもしれませんが、ほとんどの方は日本への送料を少し下げるために緩衝材をけちったり、箱の強度を妥協して内容物に何があったら、きっと後悔するはずです。

また別途ぴったり合う箱を買うのもコストがかかりますし、既存の箱をバラバラにして組み立てなおすのも、重量を調整するために何度も試行錯誤を繰り返すのも、手間暇が掛かり、人件費がかかります。日本への送料を少し下げるために、それ以上のコストを掛けるのはやはり合理的とは言えません。

日本向け梱包のやり直しや特殊梱包はコストがかかります

ただ色々な考えがあると思いますので、

  • 運送費優先で梱包を軽く・小さくするための梱包
  • 特殊な内容物のための特殊な梱包方法
  • 一旦日本向けに梱包した後の再梱包のリクエスト

にも必要であれば対応することにしています。

一度日本向けの梱包を解くことになった場合は、「再梱包費用」、要望に合わせた箱などの梱包材を購入した場合は実費、また既存の箱をバラバラにして組み立てなおしたり、重量を調整するために何度も試行錯誤を繰り返すなどの特殊作業は「特殊作業手数料」を頂戴しております。

ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。