色々な業者から、高い物だけでなく、安いものも含めて、色々な台湾アガベの株を買いたい!という要望に応えるために日本のアガベ愛好家と一緒に考えた、台湾産アガベ (Agave・リュウゼツラン・龍舌蘭)の小口輸入・個人輸入代行プログラムです。台湾国内向け取引サイトで写真を見て選べ、また代行費用を抑えることで少量での輸入も行いやすくなっています。
台湾アガベを小口輸入・個人輸入する際のこんな悩みに対応!
台湾でも海外発送には対応してくれる業者はいますが、日本円換算で2~3万円以上の購入が条件で、植物検疫証明書(Phytosanitary Certificate)の取得に日本円で1万円近くかかります。海外発送には様々な書類を作成しなくてはならず、その手間暇を考えると当然のことだと言えます。
しかし写真を見て気に入った株が様々な業者から販売されている場合、他の業者が販売するアガベ株まで含めて対応するという業者はほとんどいないと思います。また高い株ではなく安い株を買いたい場合も購入金額が一定以上にならず、業者が海外発送を渋ることもあります。
つまり「色々な業者から、高い物だけでなく、安いものも含めて、色々な台湾アガベの株を買いたい!」という日本のアガベ愛好者の要望には対応が難しいわけです。ここに注目したのがパングーの「台湾アガベ 小口輸入・個人輸入代行」です。
台湾アガベの魅力
台湾の気候はアガベに合っているようで、美しく育成されたアガベがたくさんあります。これを割と安価で購入できるのが魅力です。また高温多湿な台湾で育てたせいか、原産地から直接購入するより、日本になじみやすい気がすると言われる依頼者の方もいらっしゃいます。
ここに掲載されている写真は依頼者の了解を頂き、実際にパングーを経由して日本に輸出されたものです。



上3つはトゲを含めると直径15cm程度あり、梱包に気を使いました。やはりトゲが折れてはもったいないですからね。

こちらは少し小さめでトゲを含めると直径7cm程度、でも小さくても黒い葉のふちとトゲは美しいですね。ちなみにこちらは結構土がついていたのでパングーで洗ったので、ちょっと根が濡れています。

こちらはさらに小さくでトゲを含めると直径3~4cm程度の子株(側芽)です。でも依頼者は親株の美しさをチェックして育てる楽しみでこの小さな株を購入されました。こういった小さな子株は安めで買いやすいと思います。
台湾 Shopee (蝦皮、ショッピー)でアガベの株を探す
上の写真の様な台湾アガベが多く出品されているのは台湾 Shopee (蝦皮、ショッピー)です。台湾の愛好者の間でもこだわりがあるのか、母株や子株そのものを写真に上げていることが多く、日本の愛好者の方にもわかりやすいかと思います。

ただ「Agave」だけで検索すると鉢などの周辺商品も検索結果に混ざってくるので、そういったものをできるだけ外すように設定を調整した検索ボタンを作成しました。よろしければクリックしてみてみてください。
台湾Yahooオークション (Yahoo奇摩拍賣)でアガベの株を探す
あと台湾Yahooオークション (Yahoo奇摩拍賣)もShopeeほどではありませんが、出品数がそこそこあります。オークションと言ってもほとんどの株は即決価格のみになっており、事実上Shopeeと同じようになっています。

こちらも「Agave」だけで検索すると鉢などの周辺商品も検索結果に混ざってくるので、そういったものをできるだけ外すように設定を調整した検索ボタンを作成しました。よろしければクリックしてみてみてください。
台湾アガベ 小口輸入・個人輸入代行の流れ
基本的な流れは、以下のページをご確認ください。
ただし以下の部分で特別対応があります。
- 日本に届いた際の植物の状態については保証はできません
- パングーでは出来る限り丁寧に株を扱いますが、生きている植物を扱う以上、日本に届いた際の植物の状態については保証はできません。
- 購入は原則1回50株以内かつ3kg以内とさせていただきます(重量には箱や梱包材を含みません)。超過した場合は複数回の購入として扱うことがあります。
- パングー台北オフィスから台湾の植物検疫所までアガベの株を持ち込む間や、梱包後に株の自重で下や隣の株を痛めてしまうリスクを考えるとあまり大量の株を1回で送るのは難しいためです。
- 株にもよりますが、先ほどの写真の物の重量は参考までに以下の通りです。
- トゲを含めて直径15cm程度:重量0.20~0.3kg
- トゲを含めて直径7cm程度:重量0.03~0.04kg
- トゲを含めて直径3cm程度:重量0.01~0.02kg
- 同じ株を複数購入する場合でも、数が少なくなる場合があります。
- 生きている植物ですので、希望数通りに数を買えない場合があります。(なお依頼時に「希望数に満たない場合は購入しない」の選択肢は使えません。選択しても自動的に無効とします)
- アガベの育て方・栽培方法は全くアドバイスできません
- パングーは購入代行のみですので、アガベの育て方・栽培方法など取り扱い方法は全くアドバイスできません。ご了承ください。
- 「調査費用」が加算されます
- 台湾国内向けに販売している業者・出品者に対して、土を残さないように根を綺麗に洗う、虫がついていないかチェック・消毒するなどの日本の輸出に必要な処理をしてくれるかどうか、しっかり確認を取る必要があります。このやり取りにある程度の時間がかかるため「調査費用」を加算しています。
- 植物検疫(植物輸出検疫)
- 日本だけでなく、台湾でも植物検疫(植物輸出検疫)が必要です。合格しないと台湾から輸出できません。また植物輸出検疫代行費用が加算されます。
- 植物検疫証明書 (Phytosanitary Certificate)
- 日本への発送前に台湾政府発行の植物検疫証明書 (Phytosanitary Certificate)の取得と箱への貼付が必要です。
- 日本への国際送料算定
- 台湾の植物検疫所による検査があるため、先に梱包できません。よって購入代行した全てのアガベ株と入れる箱を準備し、サイズ・重量を計測、梱包材の使用量は推測して、おおよそのから日本への送料を計算して請求します。
ただ、台湾のEMSは梱包後の重量と容積の両方で送料で計算、どちらか高い方を払うことになるのですが、内容物がアガベの場合、ほぼ100%容量で計算した送料を払うことになるため、誤差は余りありません。 - 日本への発送方法は原則EMSになります。
- 郵便局・空港・飛行機・税関・倉庫など温度や湿度管理が必ずしも行き届かない環境で、狭い箱の中にアガベを置く時間を出来る限り短くするため、国際郵便の中で最優先で取り扱われるEMS(国際スピード郵便)での発送を原則とします。
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EMSの詳細はこちらもご確認ください。
アガベ取り扱い加算費用
通常の台湾購入代行料金以外に以下の料金が加算されます。なお通常の料金については以下のページをご確認ください。
有料調査費用
台湾国内向けに販売している業者・出品者に対して、土を残さないように根を綺麗に洗う、虫がついていないかチェック・消毒するなどの日本の輸出に必要な処理をしてくれるかどうか、確認を取るためのやり取りに要する費用を調査費用として加算します。
項目 | 金額 (日本円) |
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販売者2名まで | 1,000円 |
※有料調査併用割引(-500円)適用後の価格です。 | |
以後1名追加毎に | +500円 |
植物輸出検疫代行費用
パングー台北オフィスでアガベ株を消毒の上、台湾の植物検疫所までアガベの株を持ち込み、検査を受け、植物検疫証明書(Phytosanitary Certificate)を取得する費用です。
数量・合計重量 | 金額 (日本円) |
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基本料金 | 3000円 |
0.020kg以下の株 | 1株につき250円追加 |
0.040kg以下の株 | 1株につき300円追加 |
0.060kg以下の株 | 1株につき370円追加 |
0.080kg以下の株 | 1株につき460円追加 |
0.100kg以下の株 | 1株につき570円追加 |
0.150kg以下の株 | 1株につき900円追加 |
0.200kg以下の株 | 1株につき1,290円追加 |
0.250kg以下の株 | 1株につき1,750円追加 |
0.300kg以下の株 | 1株につき2,280円追加 |
0.400kg以下の株 | 1株につき3,500円追加 |
0.500kg以下の株 | 1株につき4,900円追加 |
0.500kg超の株 | 1株につき以下の計算式で求めた金額を追加 1株の重量÷0.1kg(小数点は切り上げ)に1,500円を乗じた金額 |
小さい株の方が手数料が安くなるようになっています。
個体差はありますが、アガベ株の重量は参考までに以下の通りです。
- トゲを含めて直径15cm程度:0.10~0.2kg
- トゲを含めて直径8cm程度:0.03~0.04kg
- トゲを含めて直径4cm程度:~0.01kg
詳細は以下のページをご確認ください。
業務量を考慮した価格設定になっており、少しルールが複雑ですが、専用フォームよりお問い合わせいただければ、こちらで計算して見積をお送りします。
アガベ取り扱いに関するリスク
生きている植物を扱う以上、一般的な商品を購入する際のリスクに加えて、以下のリスクが考えられます。
- 台湾の植物輸出検疫で不合格になる
- 台湾の植物輸出検疫で不合格になった場合、パングーで再度消毒を行った上、3~7日後くらいに再度検査を実施しています。最初から状態が悪い株の場合は、この間に株の状態が悪化する可能性があります。
- また販売者・出品者は台湾国内に向け出荷した時点で業務完了となるため、万一購入代行した株が植物輸出検疫で不合格が続き、最悪輸出できず、アガベ株を破棄した場合でも、販売者・出品者に交換や返金を求めることは困難です。
特に株が大きいほど害虫を駆除するのは困難で不合格になるリスクが高まります。小さな株を選ぶ方がリスクが低いです。
- 日本の植物輸入検疫で不合格になる
- 日本の植物輸入検疫の検査は台湾とは独立して行われるため、台湾の検査で問題なくとも、日本の検査で不合格になる可能性があり、最悪アガベ株を破棄せざるを得なくなる可能性が僅かですが存在します。
- 株の状態が最初から良くない
- 株の状態の良し悪しは外観では良く分からないことがあります。また状態の良し悪しという曖昧な基準では販売者・出品者が返品や交換に応じてくれない可能性もあります。
- パングーでの保管中に株の状態が悪化する
- アガベは裸根でも1カ月は持つと言われており、数日~1週間程度の保管は通常は問題ないかと思いますが、最初から状態が悪い株の場合は、ひょっとすると状態がさらに悪化する可能性があります。
- 配送中に状態が悪化する
- アメリカやヨーロッパから取り寄せることを考えると、台湾→日本への配送日数はかなり短いのでリスクは少ないと思われますが、郵便局・空港・飛行機・税関・倉庫など温度や湿度管理が必ずしも行き届かない環境が、箱の中のアガベに影響を与える可能性があります。
パングーでも色々対策を取っていますが(後述)、リスクはゼロには近づけてもゼロにはなりませんので、依頼者でも以下の様なリスク対策をご考慮ください。
- サイズが小さな株を購入する。株が大きいほど害虫を駆除するのは困難で植物検疫で不合格になるリスクが高まります。小さな株を選ぶ方がリスクが低いです。
- 植物検疫不合格で最悪破棄になるリスクに備え、高価な株を購入しない。特に初めて購入する販売者・出品者の場合は、いきなり高い株を購入せず、安めの株を購入する。
- 初めて購入する販売者・出品者の場合は、購入個数を少なめにする。その分色々な販売者・出品者から購入するとリスク分散になるかもしれません。
- 最初からあまりたくさん買わず、一回の合計金額を控えめにする。万一保管中や輸送中に何かあった際のリスク対策になります。輸送中のリスクは国際郵便の補償や保険でもカバーできますが、トゲなど外観上の話はほとんどカバーできないと思われます。リスク分散に越したことはありません。
また台湾購入代行は近いとはいえ海外から商品が送られてきますので、日本の通販などを利用するよりも納期は長くなります。またサービスレベルも日本には及ばない部分もあります。よって日本の常識をあてはめず、広い心で対処したほうがイライラしないで済みます。
パングーでの対策
なおパングーでもリスクを下げるために以下の様な対策を取っており、幸い植物輸出検疫で不合格になったり、国際輸送中にトラブルに遭遇したことはありません(ただしリスクはゼロには近づけてもゼロにはなりませんのでご了承ください)。
- 販売者・出品者に対して日本に輸出することを告知し、病害虫が無いかどうかのチェックを念入りにするようにお願いしています。そもそも台湾国内での売買であっても病害虫が付いた株は販売すべきではないので、良心的な販売者・出品者がほとんどを占める台湾においては、この点であまり問題になったことはありません。
- 販売者・出品者によっては植物輸出検疫をあまり理解しておらず、どちらかというと善意で根に土を残して出荷する人もいます。その場合はパングーで根を流水で洗浄し、徹底的に土を除去します。
- 虫がついていると植物検疫で不合格になるので、虫の駆除を優先し、パングー台北オフィスに株が到着後、パングーでも農薬で消毒を行っています。
- 虫や土が株から落ちたらすぐ視認できるよう白いキッチンペーパーを敷いたトレイに置いて、最低1晩は様子を見ます。もし先述の通り流水で洗浄した場合は完全に乾燥するまでトレイで保管します。
アガベの梱包にも気を使っています
またパングーではアガベの梱包にも気を使っています。

発送直前の状態です。
箱の上に置かれている書類は左が植物検疫証明書(Phytosanitary Certificate)、右がEMSの発送状です。見えませんが迅速な通関に重要なインボイス(Commercial Invoice)もしっかり作成してEMS発送状の下に置いています。これらの書類を透明な袋に入れて箱に貼り付けます。

各種ラベル「割れ物(易脆品 / Fragile)」「天地無用(此面向上 / This side up)」などは運送契約上、その実行が保証されるわけではないですが、関係者が少しでも大事に扱ってくれることを期待して貼っています。
ちなみに「植物検疫対象 (Plant)」のラベルはパングー自製です。分かりやすいラベルをあちこちに貼り付けることで日本での検査漏れを出来るだけ防ぐようにしています。
日本に台湾アガベの箱が届いたら、開封前に郵便物の外装に「植物検査合格証印」があることを確認してください。「植物検査合格証印」がない場合は、検査を受けていない可能性があります。この場合は開封することなくすぐに最寄りの植物防疫所に連絡してください。輸入時の検査を受けなかった場合は、罰則・罰金が科せられる場合があります。
→参考:国際郵便物での植物類の輸入について (植物防疫所)

緩衝材は通気性の観点から、パングーで通常使っている気泡緩衝材(プチプチ)ではなく、トイレットペーパーを使用しています。株をぐるぐる巻きにできるよう、長巻きトイレットペーパーを使用しています。箱の隙間を埋めて商品を固定する目的では丸めた新聞紙を使用することもあります。
また、とげの部分はトイレットペーパーでも力がかかって折れる可能性があるので、化繊綿(植物検疫を考慮し、化学繊維で作った綿を使っています)で包む場合もあります。
緩衝材を惜しんで大事な商品が破損しては元も子もないので、長巻きトイレットペーパーも化繊綿も箱単位で購入して準備しています。
またアガベ株の重量計測は植物輸出検疫代行費用の計算などで重要です。誤差無く、正確に測定できるよう台湾政府の検査に合格した「検定付き」電子はかりを使用しております。
アガベの保管も色々考えて取り組んでいます

パングー内での保管にはトレイに(虫や土が株から落ちたらすぐ視認できるよう)白いキッチンペーパーを敷いてそこにアガベを静かに置いています。そこにトゲが当たって折れそうな場合はトイレットペーパーや化繊綿を敷くときもありますが、通気を損なわないように下にのみ敷きます。

直径6cm以上になってくるとトレイの高さを超えるので、誤って接触してトゲなどを傷付けないように、保護用の囲いを付けることもあります。植物輸出検疫や出荷直前までは、こうやって通気の良い環境を維持するように心がけています。
台湾購入代行の醍醐味
再度になりますが、日本並みのサービスレベルを求める依頼者の方は日本で購入される方が賢明です。同じ商品でも高くなるかもしれませんが、サービスレベル向上の分、高くなるのは当然です。
しかし台湾ではネットでの取引が大変盛んです。台湾の愛好家から希少なアガベ株が安く出展されるなど、台湾のECサイトで掘り出し物を見つける場合もたくさんあります。こういったものを買えるのが台湾購入代行の醍醐味です。
パングーでは上に書いた状況や考え方に納得していただけるような日本のアガベ愛好者の方のために、欲しいものを入手できるよう、頑張ってサポートしたいと考えています。こういったパングーの中の人の思いや考えをご理解いただけると大変うれしいです。よろしくお願いいたします。